git commitコマンド実行時にGNU nanoエディタを利用してコミットメッセージを書く
こんにちは、CX事業本部の若槻です。
gitでコミット時にコミットメッセージを書くときは、
git commit -m "コミットメッセージです。"
のように-m
オプションに指定git commit
コマンド実行時に立ち上がるエディタで書く
の大きく2通りの方法があります。
このうち後者の方法について、わたしの開発環境ではgit commit
実行時にエディタとしてGNU nanoが立ち上がりますが、久々に利用しては操作方法を忘れてググるということを繰り返しているため、備忘として手順を記載しておきます。
手順
コミットしたい変更をステージングしたら、git commit
コマンドを実行します。
$ git commit
GNU nanoエディターが立ち上がるので、コミットメッセージを入力します。
[Ctrl + o]を打鍵して入力を保存します。
保存するファイル名を聞かれるので、そのまま[Enter]を打鍵します。
[Ctrl + x]を打鍵してエディタからExitします。
コミットメッセージが書けて、コミットが完了しました。
$ git commit [dev2 95db3d4] コミットメッセージです。 1 file changed, 1 insertion(+)
コミットのキャンセル
エディタを立ち上げてからやはりコミットをやめたくなった時は、以下の操作でコミットをキャンセルすることができます。
- エディタ上で何も編集をしていない場合
[Ctrl + x]を打鍵してエディタからExitすればコミットをキャンセルできます。
$ git commit Aborting commit due to empty commit message.
- エディタ上で何か編集をしてしまった場合
[Ctrl + x]を打鍵したら変更を保存しなくて良いか聞かれるので、[n]を打鍵してエディタからExitすればコミットをキャンセルできます。
$ git commit Aborting commit due to empty commit message.
おわりに
git commitコマンド実行時にGNU nanoエディタを利用してコミットメッセージを書く方法をご紹介いたしました。参考になれば幸いです。
以上